マツキヨ、「レジリエンス認証」を取得 もしもの時も途切れない店舗運営が高く評価
㈱マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)はこのほど、国土強靭化貢献団体認証「レジリエンス認証」を取得したと発表した。
同社グループのドラッグストアを管理・統轄する㈱マツモトキヨシグループ(千葉県松戸市、同)と㈱ココカラファイングループ(神奈川県横浜市、塚本厚志社長)は、(一社)レジリエンスジャパン推進協議会(広瀬道明会長/東京ガス㈱相談役)が実施する「2024年第2回国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)」において、「事業継続」の認証を取得した。
レジリエンス認証とは、国土強靱化の趣旨に賛同し、事業継続への取り組みを積極的に行っている企業等の事業者を「国土強靱化貢献団体」として認証する制度。レジリエンスジャパン推進協議会が認証組織として制度を推進しており、企業・団体における事業継続の積極的な取り組みを広めることにより、すそ野の広い社会全体の強靱化を進めることを目的としている。
認証を取得した両グループは、2021年の経営統合より、グループ間のシナジー創出のためのさまざまな施策に取り組んでいる。このうち「事業継続」については、両グループのノウハウを集約し、有事の際にインフラが整ってなくても迅速かつ柔軟に店舗運営を継続できるよう、各種災害に対応したマニュアル等を見直してきた。また、昨今の地震・水害等の災害発生時には、被災地での迅速な店舗復旧、販売継続により被災地の復興を支援している。
今回、こうした一連の取り組みが評価され、「レジリエンス認証」において「事業継続」で求められる要求事項に適合した事業者として認証を取得した。マツキヨココカラ&カンパニーは、今後もグループ一丸となり、リスクマネジメントを推進し経営体制の強化を図るとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)