味の素『あえて、(R)』の名称が表彰 「日本ネーミング大賞2024」の「審査委員特別賞」を受賞
味の素㈱(東京都中央区、藤江太郎社長)はこのほど、冷凍ストックご飯『あえて、(R)』が「日本ネーミング大賞2024」の「審査委員特別賞」を受賞したと発表した。
同賞は、(一社)日本ネーミング協会(東京都港区、岩永嘉弘会長)が主催。ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの「質と価値の向上」と「普及と啓蒙」を図り、生活文化を豊かにし、産業の発展に寄与することを目的に、賞賛すべき優れたネーミングを選出する表彰で、2020年から実施されている。
『あえて、(R)』は、まぜご飯の上におかずを詰めた一食完結型の冷凍ストックご飯。多忙な毎日でも食事のおいしさや栄養には妥協したくない、というニーズに応え、電子レンジで温める以外のことはしない最も「手“間”抜きな食事」として開発した。ECサイトで約40種類の中から選び、サブスクリプションサービスで届ける。自宅の冷凍庫に保管しておき、電子レンジで約6分加熱するだけで食べることができる。
「あえて」という言葉には、「意図的に、積極的に」というニュアンスが含まれている。「仕方なく手に取るのではなく、意図的に生活の中で冷凍弁当を利用してほしい」という思いを込めた。また、読点「、」を置くことで、「一呼吸おける」ことを表現したという。
今回、「あえて、」というネーミングが、開発意図を想像したり考える楽しさを提供してくれるものとして賞賛すべきネーミングと評されたという。
同社は、今後も製品ラインアナップの拡充と事業の拡大を通じて、“食と健康のソリューションサービス”の実現を目指すことで、生活者のWell-being向上に貢献するとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)