東京と青森で食中毒相次ぐ 病因菌はウエルシュ菌(東京)とカンピロバクター(青森)
東京都内の介護施設と青森県内の飲食店においてこのほど、食中毒事故が相次いだ。
給食事業などを展開する㈱コスモプラン(東京都三鷹市、細貝直樹社長)が運営する介護施設「ソナーレ アテリア 久我山」(同)では、同施設が11日に調理し提供した食事が原因で8人が下痢を発症した。病因菌はウエルシュ菌だった。
東京都は食品衛生法第6条の規定に基づき、同施設に11月26日~12月2日までの間、営業停止処分を命じた。
青森県つがる市の飲食店「とりっぷ」(五所川原市、古川竜太代表)では、19日に同店で食事をした女性2人がその後、腹痛や下痢、発熱などを発症した。
一部報道によれば、女性らが食べた食事は「冷製ニラとろレバー」、「ささみチーズバジル串」、「アボカドバター醤油串」、「冷奴」などで、病因菌はカンピロバクターと認定された。
青森県保健衛生課は同店に対して厨房内の整理整頓、清掃、消毒などを命じ、11月28日~12月4日までの7日間、営業停止処分を行った。