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東京・府中市の串焼屋で集団食中毒 20人発症、病因菌はカンピロバクター

 東京都府中市内で、カンピロバクターを病因菌とする集団食中毒が発生した。東京都が28日、発表した。

 ㈱すずのや食堂(東京都小平市、鈴木大介社長)が運営する串焼店(東京都府中市)が今月10日に調理、提供した料理を食べた22人が11日午前5時から下痢、発熱、腹痛などを発症した。

 提供した食事の主なメニューは、串焼き(鶏のむねまたはもも、豚のタン・ハラミ・コメカミ・さがり・ハツ・レバー)、低温調理した鶏むね肉、サラダなど。中には、加熱不十分な鶏肉も含まれていたという。

 同店は23日から営業を自粛しているが、都は同店に対して食品衛生法第60条に基づき、25~29日までの営業停止処分の措置を執った。

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