機能性表示食品の届出データベース情報の更新が4日にあった。新しく受付公開された新規届出は8件（サプリメント7件、サプリ以外の加工食品1件、生鮮食品0件）と10件未満にとどまった。それに対し、撤回届出は、前回3日の更新時点から80件増えた。全てが今月1日付で取り下げられたもので、1日あたりの撤回件数としては過去最多とみられる。

　1日付で撤回届を行ったのは計5社。1度に10件以上を取り下げた届出者も複数あった。届出資料によると、主な撤回理由は、販売終了もしくは販売予定が無くなったことによる。

　10月に入っても届出を取り下げる動きが止まらず、累計の撤回件数が2,000件を大きく超えた。消費者庁が運用する機能性表示食品の届出データベースには現在、約8,880件が登録されている。そのうち2割超が、届出者によって自主的に取り下げられたことになる。

　この日のデータベース更新は、新規届出の公開件数が、20件以上が公開されていた前回3日の更新に比べて大幅に減少した。ただ、この日公開されたのは、8月13日から同17日にかけて届け出されたもので、お盆休み期間であったことが影響したと考えられる。

10月のDB更新：【1日】間もなく累計2,000件、撤回届　1日の更新、新規届出を2倍近く上回る
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