消費者庁、事故情報DB公表 【10月3日消費者庁発表】食品事故57件
消費者庁は3日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故69件。そのうち食品に関連する事故が57件だった。
リコール・自主回収情報では、「アレルギー表示の欠落」が17件と最も多く、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」10件だった。
食中毒による事故情報は前回と同じ5件だった。
他にも、高知県内の保育施設において、アレルギーのある幼児に誤って牛乳が配膳され、牛乳を口にした幼児がアナフィラキシーを発症し入院する事故が7月末に報告されている。職員は、アレルギー対応児の食事の配膳手順や確認方法を守っていなかったものとされる。