βラクトリンで農林水産大臣賞受賞 雪印メグミルクとキリンホールディングス「令和6年度 民間部門農林水産研究開発功績者表彰」で
雪印メグミルク㈱(東京都新宿区、佐藤雅俊社長)はこのほど、「βラクトリン」の発見・事業化が、「令和6年度 民間部門農林水産研究開発功績者表彰」において「農林水産大臣賞」を受賞したと発表した。同社とキリンホールディングス㈱(東京都中野区、南方健志社長)が受賞した。
同表彰は、農林水産業とその他関連産業に関する研究開発のうち、民間が主体となって行っているものについて、優れた功績を挙げた個人または団体を表彰するもの。業績名は「認知機能維持に繋がる乳由来βラクトリンの発見と事業開発」
キリンホールディングスの研究開発で、認知機能維持に繋がる乳由来成分「βラクトリン」を発見し特許を取得、エビデンス構築を行ったこと、超高齢社会における健康課題解決に向け、取得特許のライセンスによる連携で、キリンホールディングスと雪印メグミルクから機能性表示食品として実用化し、エビデンスに基づいた社会実装を行ったことが評価されたという。
受賞者は、キリンホールディングス㈱ヘルスサイエンス事業本部ヘルスサイエンス事業部の阿野泰久氏、同事業本部ヘルスサイエンス研究所の綾部達宏氏、キリンホールディングス㈱R&D本部キリン中央研究所の金留理奈氏、雪印メグミルク㈱ミルクサイエンス研究所 の岩澤起矢氏、雪印メグミルク㈱商品開発部の田口悟氏の5人。
雪印メグミルクとキリングループは、今後もキリン独自素材の「βラクトリン」を活用し、認知機能の維持をサポートすることで、超高齢社会における健康課題解決を目指すとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)