明治「見える化」サービス第二弾 腸内細菌を測定し、腸内タイプにおすすめの商品を提供する
㈱明治(東京都中央区、松田克也社長)は12月12日、明治「見える化」サービス第二弾「Inner Garden(インナーガーデン)」の販売を開始する。㈱メタジェン(山形県鶴岡市、福田真嗣社長)監修による、腸内細菌を測定し腸内タイプにおすすめの素材を配合した商品を提供するというもの。
明治「見える化」サービスは、健康診断では把握できない体の状態を可視化し、適切な情報や商品を提供することで健康に貢献していくサービス。第一弾として、唾液から免疫状態を把握できる「免疫チェック」を今年9月から本格始動した。
「Inner Garden」の腸内細菌測定は、受託臨床検査、臨床検査薬事業を行うH.U.グループホールディングス㈱(東京都港区、竹内成和社長)の子会社(合同)H.Uグループ中央研究所(東京都あきる野市、小見和也代表)が実施する。
同サービスでは、腸内細菌の代表的な5菌属(バクテロイデス、ルミノコッカス、フィーカリバクテリウム、プレボテラ、ビフィドバクテリウム)の量とバランスを測定し、腸内細菌のタイプ分けを行う。そして、測定結果に基づいて腸内タイプにおすすめの素材を配合した商品を、全5品のラインアップの中から選定し提供する。
また、専用サイトで5菌属それぞれの量を偏差値化した「菌偏差値」と、腸に良い生活ができているかの独自指標「ガーデンスコア」を確認することができ、ユーザーはサービスで提供される飲料を一定期間飲用後の再測定により腸内細菌の変化を確認することができる。加えて、生活習慣アドバイスや腸に関するコラムなどを配信し、健康生活を継続的にサポートする。
同社では、同サービスを通じて、食事、運動、睡眠などと並ぶ健康習慣として“自分の腸内環境を知って育てる”を幅広く根付かせていくことを目指すとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)