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実店舗販売によるマーケティングを実施 【化粧品&美容サプリメント特集】ポイントピュール、100%久米島海洋深層水で差別化

 ㈱ポイントピュール(沖縄県島尻郡久米島町、大道敦社長)は、沖縄県久米島町で2001年に創業した化粧品OEM・ODMメーカー。久米島の自然の恵みに囲まれた環境で製造しており、安全性・生産性・衛生面などで良質な化粧品を作るための品質管理を徹底している。環境問題も視野に入れた新しい素材・技術の向上にも積極的に取り組んでいる。市場のニーズをいち早くとらえ、次の一手を常に提案する。

選ばれ続けて23年、350社以上受託、1,000種類以上の原料を取り扱う

 同社は、コストパフォーマンスに優れた多品種生産を実現している。生産ラインは、GMP基準に準じた設備を採用。商品は、クリーンな生産ラインで充填した後、厳しい品質検査に合格したものだけが梱包・出荷される。また、医薬部外品の育毛剤をはじめ、シャンプーやトリートメントなどの商品開発を行い、OEM商品の製造も行っている。
 19年3月に、一貫した製品・サービスを提供し、顧客満足を向上させるためのマネジメントシステムに関する国際規格「ISO9001(品質)」の認証を取得。22年12月に、ISO22716(化粧品GMP)を取得するなど、厳格なトレーサビリティを基盤とした原因究明や問題解決・改良を行っている。
 また同社は、品質のほか提案力でも勝負。新規原料の採用を積極的に行っており、取り扱い原料は1,000種類以上に及ぶ。
 同社の最大の特長は、全ての化粧品のベースとなる水に、久米島の沖合2.3km、水深612m からくみ上げられる久米島海洋深層水を使用しているということ。沖縄県海洋深層水研究所に隣接しており、水は研究所から直結したパイプラインで外気に触れることなく取水される。取水された海洋深層水は、水・塩・ミネラルに分けて精製された後、化粧品の原料として使用される。同社では、年間で約2,000トンの海洋深層水を使用しており、商品の差別化を提案している。

市場のニーズをいち早く察知、東京・京都の営業力を製品へ

 同社では、東京・京都・那覇に置く営業所の力を存分に発揮し、全国のクライアントに対して、常に市場のニーズを先取りした提案を行う。コロナの影響で同社の主要取引先であるエステサロンや美容院などが、大打撃を受けることが予想された際、早い段階から通販事業者への提案を強化した。その結果、ほとんど影響がなかったどころか、新たに通販ビジネスに参入を検討する事業者や、通販で少しでも特徴があり他との差別化を図りたいと考えている事業者から、新規の問い合わせが増え、業績を伸ばしたという。

実店舗によるマーケティング、沖縄本島で10店舗出店を目指す

 同社は20年4月に、沖縄本島の北谷町にモニターができる店舗を開設した。すでに那覇の国際通りなど5店舗を出店しており、9月に6店舗目を出店する。同社の大道社長は「近いうちに10店舗までもっていきたい」と意気込む。これらの店舗はOEM事業者はあまりやらない、あくまでもマーケティングを主目的としている。取引先に提案するにあたり、自らがテストを行い、売れる商品を自信を持って提案する。店舗を訪れるのは外国人を中心とした観光客で、そこからビジネスにつながるケースが増えている。実際、あるベトナムの事業者から、商品単品の仕入れや製造の依頼ではなく、店舗をそのまま出店してほしいとの依頼があったという。また、主力の化粧品との相性を考えた、シークワーサーやアセロラ、パッションフルーツといった沖縄ならではの素材をそのまま生かした健康食品の開発・提案も視野に入れる。

<COMPANY INFORMATION>
所在地:沖縄県島尻郡久米島町字真謝486-12(本社)
TEL:098-896-8701
URL:https://pointpyuru.co.jp
事業内容:化粧品・医薬部外品OEM製造、クレンジング・化粧水など基礎化粧品の製造

(冒頭の写真:Ryu Spa 国際通り県庁前店)

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