キユーピー、11月期第3四半期決算発表 海外の成長が続き、利益は前年同期比123.5%増
キユーピー㈱(東京都渋谷区、髙宮満社長)はこのほど、2024年11月期第3四半期決算短信(23年12月1日~24年8月31日)を発表した。売上高は、対前年同期比7.4%増の3,609億1,100万円、営業利益は同123.5%増の298億1,500万円だった。
同社では、海外への資源投下を進め、中国・東南アジア・北米を中心に、KEWPIEブランドの認知拡大を加速させている。国内では、収益性・生産性の向上に取り組む。また、持続的な成長を実現するため、未来に向けた投資を拡大している。
同第3四半期連結累計期間の売上は、海外の持続的な成長に加えて、国内の基幹商品を中心とした調味料・惣菜の販売回復と、価格改定による単価上昇などにより増収となった。営業利益は、タマゴ商品の販売増加と主原料高騰影響の緩和、海外での成長に伴う利益拡大などにより増益となった。
ファインケミカルは、原料販売の販売増加があったが、通信販売の販売減少やコスト増加により、売上は同2.1%増の85億9,500万円、利益は同38%減の3億4,400万円だった。