雪印メグミルク㈱（東京都新宿区、佐藤雅俊社長）はこのほど、機能性表示食品のサプリメント『ガセリ菌SP株 カプセル』（届出番号：I1198）を発売した。通販専用商品で、雪印メグミルクダイレクトオンラインショップで販売している。

　「ガセリ菌SP株」は、同社が1935年から続けてきた乳酸菌研究の結果選び出された乳酸菌。「雪印メグミルクが発見した乳酸菌が日々の健康に役立つように」との思いを込め、「スノープロバイオティクス」の頭文字を取って「SP株」と名付けられた。

　この乳酸菌を使用した『ガセリ菌SP株ヨーグルト』は2011年に発売された。15年には「内臓脂肪を減らす」機能を訴求した機能性表示食品のヨーグルトとして発売。今秋、「肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能」に「腸内環境改善」をプラスし、2つの機能を持つヨーグルトに生まれ変わった。

　『ガセリ菌SP株 カプセル』は、「ガセリ菌SP株」をサプリメント形態で手軽に取りたいとの消費者の声に応えて開発された。ヨーグルトと同等の機能を保持するために、「ガセリ菌SP株」を粉末化し、ハードカプセルに充填。カプセルに3層のコーティングを施し、胃で溶けず、腸まで生きて届けることを実現したという。ハードカプセルとその製造方法はアピ㈱との共有特許を取得している（特許第6578459号）。