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2022年、何が読まれたか(後)WDN記事アクセスランキング 第4位~1位

 ㈱ウェルネスニュースグループ(東京都港区)が2022年、ニュースサイト「Wellness Daily News」(WDN)に掲載した記事の総本数は約1,970本(12月27日時点)。アクセス数の多かった上位10記事の見出しを通じて22年を振り返る。後編は第4位から1位まで。(第10位から5位はこちら

 第4位。「日本コカ・コーラ、プラズマ乳酸菌を届出」(8月22日付)。定期的に掲載している機能性表示食品の届出データベース情報更新(新規届出)に関する記事のうち、22年のアクセス最多はこれだった。プラズマ乳酸菌はキリングループの独自素材。それを競合会社であるはずの日本コカ・コーラが届け出る、という意外性と驚きがアクセス増の背景と考えられる。同社は現在までに、ジョージア、い・ろ・は・す、ミニッツメイド、アクエリアスからそれぞれ1製品ずつ、プラズマ乳酸菌配合機能性表示食品の届出を行っている。発売後の動向が注目される。

 次いで第3位には、5-アミノレブリン酸リン酸塩(5-ALA)に関する記事が入った。同成分に関しては年間を通じて10本以上の記事を掲載したが、アクセス最多は「5-ALAめぐり特許侵害訴訟を提起」(4月22日付)。ネオファーマジャパン㈱のグループ会社が、5-ALA配合サプリメント『ALA SHIELD』を販売する会社を相手取り、特許権侵害差止訴訟を東京地裁に提起したことを報じたもの。一方で、5-ALAに関しては明るいニュースも複数掲載した。例えば、「SBIとネオファーマが和解/5-ALAめぐる係争『全面解決』」がある。

 第2位も機能性表示食品関連の記事。「機能性表示食品の市場規模、大きく拡大」(4月13日付)がトップ2に入った。㈱富士経済が調査し発表した、21年の市場規模(見込み)を伝える記事で、見出しに打った数字は「(前年比)24%増の4,418億円」。検索からアクセスした人も多かったとみられる。市場規模の伸び率の低下を指摘する調査データも出ているが、届出件数は増えて続けている。22年の市場規模も注目されそうだ。

 そして第1位。年間を通じたアクセスランキングの上位に入る記事は掲載期間の長いものに偏る傾向がどうしてもあるが、それでも2位以下のアクセス数を大きく引き離してトップに付けたのは、「エクオールめぐる訴訟、どう決着?」(2月15日付)だった。中高年女性向けサプリメントの有望素材(原材料)の製法などをめぐる、「大手VS大手」の特許権侵害訴訟の成り行きに注目した記事。その後も継続的に報じることになった。「どう決着?」のひとまずの答えは、11月21日および同22日付の記事で伝えたとおり。最高裁が㈱ダイセルらの上告などを棄却し、訴えを起こした大塚製薬㈱が勝訴した。しかし、これで大豆由来エクオールをめぐる両社の係争が終わったわけではない。23年も続報を掲載することになりそうだ。

 2023年も、ニュースサイト「Wellness Daily News」は年中無休で稼働する。

(了)

【ウェルネス・デイリー・ニュース編集部】

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