2020年国内化粧品市場 1割縮小の見込み~富士経済の調べ
(株)富士経済(東京都中央区)は20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年の国内化粧品市場が1割程度縮小すると予測した調査結果を発表した。詳細は調査レポート「化粧品業態別販売動向とインバウンド実態調査2020」にまとめた。
調査結果によると、20年の国内化粧品市場は前年比9.7%減の4兆452億円に縮小すると予測。内訳は、店舗販売が同10.7%減の3兆1,945億円、無店舗販売が同5.6%減の8,507億円としている。
販売チャネル別で見ると、ドラッグストア、百貨店、訪問販売、量販店などでは19年実績を下回ると予測。一方、公式通信販売については、店舗販売の需要がシフトすると見られ、19年実績をやや上回る見込みという。