2019年度国内化粧品市場、前年並みの2兆6,480億円~矢野経済研究所
(株)矢野経済研究所(東京都中野区、水越孝社長)は22日、2019年度の国内化粧品市場規模(メーカー出荷金額ベース)が前年並みの2兆6,480億円で推移したとする調査結果を発表した。横ばいにとどまった理由として、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるインバウンド需要や国内需要の縮小を挙げている。
カテゴリー別で見ると、スキンケア市場は1兆2,490億円(構成比47.2%)、メイクアップ市場は5,830億円(同22%)、ヘアケア市場は4,630億円(同17.5%)、男性用化粧品市場は1,261億円(同4.8%)、フレグランス化粧品市場は319億円(同1.2%)。
20年度の市場規模については、前年比9.4%減の2兆4,000億円と予測している。