1. HOME
  2. 一般食品
  3. 2018年度の飲料市場、4年連続で拡大~矢野経済研究所の調査

2018年度の飲料市場、4年連続で拡大~矢野経済研究所の調査

(株)矢野経済研究所(東京都中野区)は25日、2018年度の飲料総市場規模調査の結果を発表した。調査によると、18年度の牛乳・乳飲料を含む飲料総市場規模はメーカー出荷金額ベースで、前年比1.5%増の5兆1,800億円となった。市場規模は4年連続で拡大した。詳細は、このほど発刊した『2019年版 飲料市場の現状と展望』で報告している。

 ここ数年の市場拡大は猛暑などの天候要因によるところが大きいが、一方で、需要の急増に製造が追いつかず、出荷調整を余儀なくされたことや、豪雨や震災などの自然災害の多発で、物流網が混乱するといった課題も見られたと報告。カテゴリー別で見ると、炭酸飲料、日本茶飲料、ミネラルウォーター、スポーツ・機能性飲料などが好調に推移した。一方、果汁飲料、コーヒー、紅茶、乳系飲料などの嗜好飲料は苦戦した。

 19年度については、消費税率の引き上げなどによって消費の冷え込みが予想されることから、市場規模はやや縮小すると予測している。

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ