2017年国内オーガニック食品市場、前年比2.3%増の1,785億円~矢野経済研究所
(株)矢野経済研究所(東京都中野区、水越孝社長)が30日に発表したオーガニック食品市場に関する調査結果(資料名:「2018年版オーガニック食品市場の現状と将来展望」)によると、2017年の国内オーガニック食品市場は前年比2.3%増の1,785億円と推計している。オーガニック農産物と加工食品の比率は約3:7とみられる。
小売・中食・ホテル・外食の各事業者を対象にアンケートした結果、オーガニック食品を「常に取り扱い/使用している」が49%、「時節によっては取り扱い/使用することがある」が6%を占めた。
今後もオーガニック食品市場は、緩やかな成長を続けると予想。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には、インバウンド需要の拡大が見込まれると分析している。