米国トレーサビリティ追加規則発効へ 20日に備え、ジェトロが仮訳を公表
米国食品医薬品局(FDA)が昨年公表した、米国食品安全強化法(FSMA)に基づく「特定の食品のトレーサビリティに関する追加的な要件に関する最終規則」が1月20日に発効する。発効3年後の2026年1月20日から記録保存に関する義務が生じることになるが、これは米国に輸出する食品を製造(manufacture)、加工(process)、包装(pack)、保管(hold)する事業者にも適用される。
発効に先立ち、ジェトロ(日本貿易振興機構)はこのほど『特定の食品のトレーサビリティに関する追加的な要件に関する規則』を仮訳し、公表した。食品トレーサビリティー・リスト、施行規則に関するQ&Aなどが掲載されている。
同規則は、食中毒の発生を防止、軽減し粗悪品や不当表示された食品に起因する重大な健康被害などに対処するため、食品を受け取る者を迅速かつ効果的に特定するために発行されたもの。
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