2月のサプリ消費支出、3%減 【家計調査】1世帯あたり1,000円、900円台の前月からは回復
総務省統計局がきょう5日発表した今年2月の家計調査(2人以上世帯)によると、サプリメントなど「健康保持用摂取品」の1世帯あたり消費支出はきっかり1,000円だった。前の月は1,000円を割り込む落ち込みを見せていた中で、やや回復した格好。ただ、名目の前年同月比は3.0%減で、減少は2カ月連続となった。
健康保持用摂取品の世帯別消費支出を見ると、勤労者世帯は1世帯あたり779円。名目の前年同月比は12.6%増と2ケタの伸びを見せ、3カ月ぶりに増加に転じた。ただ、790円の支出があった前の月との比較では減少している。一方、無職世帯は1世帯あたり1,313円となり、前の月の1,248円から増加。しかし名目の前年同月比は1.9%減で、2カ月連続の減少となった。
なお、2月の1世帯あたり消費支出は27万9,868円だった。物価変動の影響を取り除いた実質の前年同月比は0.5%減で、12カ月連続で減少した。今年は「うるう年」で2月が1日多かった。その影響を除いた実質の前年同月比は2.7%減になる。
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