龍泉堂、来期目標は今期比2ケタ増
ウェルネスデイリーニュースは17日、来年、創業40周年を迎える㈱龍泉堂(東京都豊島区)の塩島由晃社長に、来年の展望について話を聞いた。
――今期の課題は?
塩島 今期は新型コロナの影響で展示会が中止となったため、新規の開拓が思うように進まなかった。
――今期(2021年1月)の決算は?
塩島 横ばいだろう。来期は今期比2ケタ増を目標にしている。
――来期の展望について。
塩島 今年から来年にかけて、機能性表示食品対応の成分「エラグ酸(アフリカマンゴノキエキス)」がけん引してくれるだろう。現在、新日本製薬さん、DHCさん、ライオンさんにも採用され、12社16商品が消費者庁のホームページで公開されている。通販から店販まで、幅広いチャネル展開に期待している。
――そのほかには?
塩島 「非変性Ⅱ型コラーゲン(UC・Ⅱ)」の拡販に力を入れる予定。また、新規素材「ピロロキノリンキノン(PQQ)」や高知県産の「しょうが粉末」でも臨床試験を進めており、将来的に機能性表示食品としての届出を目指す。
――来年は40周年を迎えるが。
塩島 9月16日に記念パーティを池袋のメトロポリタンホテルで開催する予定。そのときに新しい知見などを紹介したい。
【田代 宏】
(写真:㈱龍泉堂 代表取締役 塩島由晃氏)