鶏肉由来プラズマローゲンに認知機能の向上作用
丸大食品(株)(大阪府高槻市、百済徳男社長)は16日、臨床試験によって、鶏肉由来プラズマローゲンに60歳以上の認知機能を維持・向上させる作用があることを確認したと発表した。
試験は50~70歳の健常者75人を対象に実施。プラズマローゲンを1mg含むソフトカプセルを摂取する群(1mg摂取群)、0.5mg含むソフトカプセルを摂取する群(0.5mg摂取群)、プラセボ群の3群に分けて、12週間にわたって継続して摂取させた。
認知機能の検査は、コグニトラックスと呼ばれる方法によって実施した。その結果、60歳以上で言語記憶力の数値について、1mg摂取群ではプラセボ群と比較して有意差が認められたと報告している。