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鯨由来ペプチドバレニンに認知機能の改善作用

星薬科大学先端生命科学研究所ペプチド創薬研究室はこのほど、鯨由来ペプチドバレニンを含む鯨肉抽出物の摂取により、認知機能が改善される可能性がヒト試験で示唆されたと発表した。

 試験は、物忘れが増えたという自覚症状のある70~77歳の男女14人を対象に実施。鯨肉抽出物を含むハードカプセルを摂取するグループ(バレニン群:7人)と、含まないハードカプセルを摂取するグループ(プラセボ群:7人)に分けて、12週間摂取させた。バレニン群では、1日当たりに鯨肉抽出物2.5g(バレニン含有量200mg)を摂取した。

 摂取前、摂取6週間後、摂取12週間後に、MMSE(Mini Mental State Examination)、NIRS脳機能測定による前頭葉の脳活動(脳血流量)の測定、内田クレペリン試験を実施した。

 その結果、MMSEでは、摂取後にバレニン群とプラセボ群ともに増加が認められたが、両群間の有意差は認められなかった。前頭葉の脳活動(脳血流量)については、NIRS脳機能測定によりバレニン群では7人中4人で、プラセボ群では7人中2人で活動の増加が示された。

 また、内田クレペリン試験については、6週間後と12週間後のいずれもバレニン群でプラセボ群よりも回答数が増加したとしている。

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