高齢者の窒息事故防止で注意喚起
高齢者の窒息事故を防止するため、消費者庁は26日、高齢者やその家族に向けて注意喚起を行った。高齢者の誤えんなどの窒息による死亡者数は毎年8,000人以上に達し、2016年は8,493人に上った。そのうち、気道閉塞を生じた食物の誤えんによる死亡者数は4,387人を数えた。年代が上がるにつれて増加し、特に80代以上で急増する傾向がある。
消費者庁では、年始のモチによる窒息事故を防止するため、「モチは小さく切っておく」、「先にお茶や汁物を飲んで喉を潤しておく」ことなどを呼びかけている。