高研、化粧品原料のコラーゲンを供給
(株)高研(東京都文京区、垂水有三社長)は、幅広い分子量を含む化粧品用コラーゲン「ソルージュ」の供給に注力している。
「ソルージュ」は、宮城県気仙沼産ヨシキリザメの皮の部分を使用して製造。アレルギーの原因となるテロペプチドを酵素処理で切断し、精製したコラーゲン(アテロコラーゲン)を独自製法によって、低分子から10万の分子量サイズに精製する。従来、安定性を維持するために配合していた緩衝剤を添加せず、シンプルに仕上げている。
加水分解コラーゲンと水溶性コラーゲンの両方の性質を併せ持つ。ヒアルロン酸Naなどの他原料との相溶性もよく、pH も酸性から中性、アルカリ性まで使用できることから、幅広い処方で用いることが可能という。