馬刺しから大腸菌検出 食品衛生法違反で販売店などを指導
横浜市内の食肉販売店が扱う「馬刺し」から腸管出血性大腸菌を検出したとして、横浜市保健所は26日、食品衛生法第6条に基づき販売店富士ガーデン上大岡店(神奈川県横浜市)と営業者㈱ニュー・クイックに対して残品の販売禁止と販売品の回収を指示した。また、加工販売会社㈱ヴェラジャパン(愛媛県松山市)を所管する自治体に通報した。
同保健所によれば、販売期間は昨年11月15日~今年2月20日までの3カ月余り。販売数量は26日時点で79個、残品が15個とし、同品を所持する消費者に対して返品を呼びかけている。
同市港南区に住む30代の女性が1月3日から腹痛・下痢・血便などの症状を発症しているが、馬刺しとの因果関係については調査中という。この女性はすでに退院し、症状は軽快している。
(冒頭の商品写真:発表資料より転載)