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食物繊維摂取量が多いほど死亡リスク低下

(国研)国立がん研究センターの社会と健康研究センターは2日、多目的コホート研究(JPHC研究)により、食物繊維の摂取量が多いほど、総死亡リスクが低下する傾向が見られたと発表した。

 研究は、1995~98年に11地域に在住していた45~74歳のうち、食事アンケートに回答し、がんや循環器系疾患でなかった約9万人を対象に実施。食物繊維(総食物繊維・水溶性食物繊維・不溶性食物繊維)の摂取量を計算し、5グループに分けて、約17年間の死亡との関連性を調べた。

 その結果、食物繊維の摂取量が多いほど、男女ともに総死亡リスクが低下する傾向が認められた。死因別で見ると、男女ともに、食物繊維摂取量が多いほど循環器疾患死亡リスクが低下。男性の場合、総食物繊維の摂取量が多いほど、がん死亡のリスクが低下していた。

 また、食物繊維の摂取源ごとに調べたところ、豆類・野菜類・果物類からの食物繊維は摂取量が多い人ほど総死亡リスクが低下したが、穀類からの食物繊維については明らかでなかった。

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