食物アレルギー配慮商品の普及を目指す 食品メーカー協同の取り組み「プロジェクトA」 が6社に
食品メーカーによる食物アレルギー協同取り組み「プロジェクトA」(参画企業:オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品)はこのほど、新メンバーとしてエスエスケイフーズ㈱(静岡市葵区、中村悟社長)が加わったと発表した。
「プロジェクトA」は、「食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現」に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、情報発信、啓発活動に取り組んでいる。2018年9月に活動を開始し、4社でスタートして以来、21年1月にケンミン食品㈱(神戸市中央区、高村祐輝社長)が5社目として参画した。今回、活動理念に賛同したエスエスケイフーズが加わった。
これまでも、「プロジェクトA」では「食物アレルギーへの理解を社会に広める」ことを目的の1つとして、講演会開催などによる情報発信や、各社が持つ食物アレルギー配慮商品を生かしたレシピ開発による「調理メニューのバリエーション」と「加工食品を使用することによる調理の利便性」を提供してきた。ドレッシングなどを取り扱うエスエスケイフーズが参画したことで、今後、これまで以上に消費者に喜んでもらえるメニュー提案など、活動の幅をさらに広げることができるとしている。