食安委「食中毒予防」のための動画公開 「冷蔵庫に入れれば大丈夫?~食品の保存を理解する」(石井氏)
食品安全委員会(FSCJ/山本茂貴委員長)はこのほど、一般向けのFSCJアーカイブスに、動画「冷蔵庫に入れれば大丈夫?~食品の保存を理解する」を公開した。
動画は、2014年9月4日に行われた講義。石井克枝委員(当時)が食中毒予防の3原則(細菌の場合)とされる「つけない」、「ふやさない」、「やっつける」の科学的背景と家庭での実践、特に食品の保存について解説している。
石井委員は、食中毒予防のためには、微生物の性質を知ることが大切だと指摘。生野菜を洗浄したからといって過信しないこと、肉や魚や卵のたんぱく質が多く含まれる食品の加熱に注意すること、特に再加熱は「沸騰」するまで念入りに行うこと、また、加熱後は適正な温度管理が必要で、低温保存では菌は死滅しないことを知ること、また、相互汚染に注意するように忠告している。
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