食安委、特定新規食品の安全性評価手法を公募
「特定の新規食品の安全性評価手法等に関する調査」について、食品安全委員会では29日まで公募を行っている。11月中旬に契約し、年度内に調査の完了を予定している。
世界的なたんぱく源の増加による持続可能な食料供給の必要性から、新技術を用いた代替肉や培養肉などの代替たんぱく質についての研究・開発が進んでいる。同委員会では、代替たんぱく質の安全性評価手法の確立に向けた検討を行う。
対象とするのは、代替肉(植物原料をベースにした、食肉の代替となる食品)、培養肉(動物から筋肉細胞や幹細胞等を抽出し、培養器等で増殖させた食品)、昆虫食、昆虫由来飼料、その他代替たんぱく質食品などの特定新規食品に関する知見の収集と整理。