食安委、「卵」の食品健康影響評価結果を公表
食品安全委員会は9日、「アレルゲンを含む食品(卵)」の食品健康影響評価の結果を取りまとめたと発表した。科学的知見に基づいて調査審議を重ねた結果、「現在の食物アレルギー表示制度は、『卵』についておおむね妥当』との判断を示した。
また17項目にわたるQ&Aも公表した。鶏卵アレルギーの特徴や、アレルギー患者にとっての「卵」を含む加工食品の安全性などについて答えている。
同委員会は2016年からアレルゲンを含む食品の表示制度の妥当性について、科学的な検証を行っている。今回は食品表示基準で表示しなければならない7品目の「特定原材料」のなかでも「卵」について調査した。