（公財）食品等流通合理化促進機構（東京都千代田区、馬場久萬男会長）は22日、第8回「食品産業もったいない大賞」の各賞を決定したと発表した。

　農林水産大臣賞は、生活協同組合コープこうべの「組合員・地域とすすめる食品ロス半減」に決定した。
　農林水産省食料産業局長賞は3点。（公財）Save Earth Foundationの「全国初！外食事業者5社連携による飼料化の共同食品リサイクルループ構築～食のサーキュラーエコノミーを目指して」、ミチナル㈱の「農家さんのもったいないの気持ちを繋いで廃棄ほうれん草を地域の宝へ」、三重県立相可高等学校の「バイオマス産業のまちづくりを目指して～消化液の農業利活用の取り組み」。

　食品産業もったいない大賞審査委員会審査委員長賞は、日清食品ホールディングス㈱「『カップヌードル』への環境配慮型容器『バイオマスECOカップ』の採用、並びに『ごみ発電電力』の使用による、気候変動対策および資源有効活用の推進」、㈱艶金「食品残渣の色素利用の染色布『のこり染』使用の生活雑貨商品」、㈱ビューティフルスマイル「食品メーカーで発生する『もったいない』食品に光をあて、消費者に直接つなぐことで食べきりを目指すプラットフォーム『ロスゼロ』」、大阪いずみ市民生活協同組合「『もったいない』をなくしたい！」、長崎県立諫早農業高等学校「規格外温州みかんが生み出す新たな地域興しと廃棄物の再利用」の5点。