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食品安全委員会、ビタミン・ミネラルのサプリ 過剰摂取を懸念

 (一社)全国消費者団体連絡会は25日、健康食品をテーマにオンライン学習会を開催した。食品安全委員会事務局リスクコミュニケーション官の秋元京子氏が、「健康食品との付き合い方」について食品安全委員会が策定した「健康食品19のメッセージ」を基に解説した。

 秋元氏は、「天然」「自然」でも安全ではないことについて、ビワの種に含まれるシアン化合物の事例を用いて解説した。また、ビタミンやミネラルのサプリメントの過剰摂取リスクについて、「日本人の食事摂取基準(2020)」を参考に摂取する事例を挙げて、「基準は個人が自己の栄養摂取の判断に用いるものではない。過剰摂取につながる恐れがあるので専門家のアドバイスを受けるように」と話した。

 患者が健康食品を摂取することで、病状が悪化する可能性にも言及。慢性腎障害でカリウム制限を指示されていた男性が、ノニジュースを摂取して高カリウム血症を発症した事例を紹介した。

 参加者からは、「学校などでこうした内容を講演することはないのか」などの質問が寄せられた。

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