農林水産省は、食品ロス削減に向けて商慣習の見直し、フードバンクなどへの食品提供に取り組む事業者を募集する。9月22日まで募集し、募集した事業者の取組の内容は、10月30日に同省ホームページで公表する。

　10月30日は、食品ロス削減推進法で定めた「食品ロス削減の日」で、農林水産省が定めた「全国一斉商慣習見直しの日」に当たる。同日時点で食品ロス削減に取り組んでいるか、取り組む予定の事業者を募集する。

＜募集概要＞
食品小売業者
・加工食品の納品期限の緩和（特に、賞味期間180日以上の食品を推奨）
・フードバンク、子ども食堂などへの食品の提供
食品製造業者
・加工食品の賞味期限表示の大括り化（年月表示、日まとめ表示／特に、賞味期間180日以上の食品を推奨）
・加工食品および日配品の賞味期限の延長（食品ロス削減のための商慣習検討ワーキングチームを設置した2012年度以降に実施した商品がある企業）
・フードバンク、子ども食堂などへの食品の提供

＜募集対象者＞
・10月30日（月）時点で上記の食品ロス削減に取り組んでいる事業者。
・10月30日（月）時点で取り組む予定の事業者で、取組を開始する時期（年月）が決まっている事業者。
　ただし、フードバンクについては取り組んでいる事業者に限る。

応募方法など詳細はこちら（農水省ホームページ）