食の安全・監視市民委が政府に申入れ 指定添加物の再評価を要望
食の安全・監視市民委員会(佐野真理子、山浦康明共同代表)が政府に対し、「人工甘味料についての申し入れ」を行った。これは今年7月に国際がん研究機関IARCが非糖質甘味料アスパルテームを「ヒトに対して発がん性がある可能性がある」グループ2Bに分類したことを受けてのもの。
同委員会は、「WHOおよびIARCの勧告・意見を重く受け止め、すでに指定されている食品添加物について、新しい知見に基づいた再評価をすること」、「 食生活における食事の甘さ問題に積極的に取り組むこと」、「発がん性試験が可能な研究機関を充実させること」――などを要望している。
「人工甘味料についての申し入れ」(同委員会のホームページより)