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韓国人蔘公社の紅参、機能性表示実施 【機能性表示食品届出更新】3つのジンセノサイドで

 消費者庁は16日、機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新を2日連続で行った。届出番号H990からH998まで9件(サプリメント6件、それ以外の加工食品2件、生鮮食品1件)の新規届出を公表。1,000件まで残り2件となった。昨年12月末までに届け出された届出資料の公開を進めている。

初の関与成分に紅茶のテアフラビン

 この日の更新でも新規の機能性関与成分が公開された。「高分子紅茶ポリフェノール(テアフラビンとして)」のほか、「ジンセノサイドRg1、Rb1、Rg3」。

 テアフラビンを届け出たのは、お茶を中心とする飲料・食品メーカーの三井農林㈱(東京都港区)。脂肪が多い食事の際に、脂肪の吸収を抑え、食後の血中中性脂肪値の上昇を緩やかにする旨を、『日東紅茶』のブランド名で知られる紅茶製品(ティーバック)に表示する。表示の根拠は機能性関与成分の研究レビュー。

 一方、サポニンの一種であるジンセノサイドに関しては、これまでにRg1が届け出されていたが、Rb1とRg3も対象にしたものは今回が初めて。紅参(6年根高麗人参)に由来する3つのジンセノサイドで構成される機能性関与成分で、各ジンセノサイドの含有量を規定する。「正官庄」の紅参製品ブランドを手掛ける韓国人蔘公社の日本法人、㈱韓国人蔘公社ジャパン(東京都新宿区)が『紅蔘粉末スティック』を商品名とするサプリメントを届け出た。

 紅参として初の機能性表示食品のヘルスクレームは、「抗酸化作用を持つジンセノサイドRg1,Rb1,Rg3には、血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化され酸化LDLコレステロールになることを抑制させることが報告されています」。製品の製造は韓国人蔘公社の韓国国内工場で行い、商品パッケージには「正官庄」のブランドマークも表示する。

 16日に公開された新規届出の概要は下の一覧のとおり。

【石川 太郎】

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