（独）国民生活センターは3日、静岡県が実施した機能性表示食品の商品テスト結果を公表した。商品テストは、静岡市内のドラッグストアとインターネットで購入した「中性脂肪低下作用」をうたったDHA・EPA含有の機能性表示食品10銘柄と、いわゆる健康食品7銘柄を対象に実施。各製品のDHA・EPA含有量を調査した。

　テスト結果によると、今回調査した17銘柄については、医薬品よりも含有量が少なく、過剰摂取の恐れがある製品はなかったという。米国FDA（食品医薬品局）が「サプリメントからのDHA・EPA摂取は、1日2gを超えないように」と注意喚起しているが、全ての製品でこれを下回っていた。