静岡県、個人輸入の健康食品で女性が入院
静岡県は12日、個人輸入した健康食品を摂取した40代女性が、健康被害を生じたと発表した。
女性は、『ヤンヒーホスピタルダイエット』と称する健康食品をタイから個人輸入していた。昨年5月~今年8月頃までの期間、摂取したところ、甲状腺機能亢進や低カリウム血症の症状を生じて入院した。
同製品は、輸入代行業者の代行証明書に、「ヤンヒー病院処方薬」や「利尿剤」と記載。医薬品成分のビサコジル(便秘薬)、ヒドロクロロチアジド(利尿剤)、甲状腺ホルモンなどが含有されていた。
県では、同製品を利用している人は直ちに摂取を中止し、健康被害が疑われる場合には医療機関を受診するように呼びかけている。