青森県、2019年度に定期購入の相談が急増
青森県が12日発表した消費生活相談概況によると、2019年度に寄せられた総相談件数は前年をやや下回る8,709件(前年比1.3%減)となった。一方、健康食品や化粧品の定期購入に関する相談は616件に上り、前年の348件から急増した。
SNSなどで格安の健康食品の広告を見て申し込み、2回目の商品が届いて初めて定期購入契約であると気づいたという相談や、解約のために電話をしてもつながらず、解約ができないという相談が増加している。
商品群別で見ると、「健康食品」が355件(同77.5%増)、「化粧品」が181件(同94.6%増)、「その他」が80件(同45.5%増)となった。また、年代別では、50代女性が95件で最多で、40代女性の88件が続いた。