青森県、健康食品等の「定期購入トラブル」相談 前年の2倍以上に急増
青森県が13日発表した「2019年度上半期消費生活相談状況」によると、今年4~9月までに寄せられた健康食品・化粧品の定期購入に関する相談が、前年同期の2倍以上に急増していることがわかった。特に、中・高校生からの相談の増加が目立つと報告している。
上半期の総相談件数は4,294件(前年比0.6%増)。健康食品や化粧品の定期購入に関する相談は前年同期の2倍以上に当たる282件に上った。契約当事者は40~50代の女性が多かった。また、中・高校生など10代の相談も38件を数えた。
SNSなどで格安の健康食品や化粧品の広告を見て購入し、初回の商品が届いた時点で定期購入が条件であることがわかったという内容。「解約したい」、「事業者に電話がつながらず解約できない」という相談が寄せられている。