難消化性デキストリンで血中脂質抑制
国立栄研がHFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は28日、素材情報データベース(HFNet)に「難消化性デキストリン」に関する有効性情報を追加したと発表した。
中性脂肪値が正常値から高めの日本人の成人26人(平均52.3±2.2歳)を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験を実施した。
早朝空腹時に脂質負荷食(ハンバーグ、フライドポテト、パン:総脂質量40.1 g)と共に、難消化性デキストリン含有茶飲料(食物繊維として5.2 g含有)を摂取させたところ、難消化性デキストリンを含まない茶飲料と比較し、血中脂質(摂取2、3、4時間後のTG、6時間までの中性脂肪 AUC)の上昇抑制が認められたという。