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釜揚げいりこを機能性表示食品に 【18日の届出DB更新】伊吹島プロジェクトが届出

 18日、消費者庁は機能性表示食品の届出情報公開データベース(DB)の更新を行い、届出番号H280からH286まで7件(サプリメント6件、それ以外の加工食品1件)の新規届出を公開した。DHA・EPAを機能性関与成分にしたカタクチイワシ加工食品の届出などが含まれる。

 カタクチイワシを原料にした加工食品『釜揚げいりこ』(登録商標)を届け出たのは㈱伊吹島プロジェクト(香川県観音寺市)。同商品は、香川県の最西端に位置する伊吹島で漁獲したカタクチイワシを塩ゆで後に冷凍したもの。もともと島の漁師料理だったが、近年、冷凍食品として全国に出荷されるようになっている。DHA・EPAに報告されている、血中の中性脂肪を低下させる機能を表示し訴求する。

 公開された届出資料によると、届け出た研究レビューは、(公財)かがわ産業支援財団で作成された。この機能性表示食品について情報開示されるのは「伊吹島プロジェクト」のホームページ。釜揚げいりこを使った、おにぎりやフライ、南蛮漬けなどのレシピも紹介されている。

届出の積み上げペース 前年度よりもやや早く

 この日の更新で2022年度の届出件数は累計286件になった。累計1,440件超が公開され、過去最高の届出件数を記録した前の年度の同時期と比較すると、やや早いペースで届出が積み上がっている。最近の届出DB更新は、更新1回あたりの新規届出公開件数が前年度までと比較して少ないものの、更新の頻度が多くなっている。

(冒頭の画像:伊吹島プロジェクトが届け出た『釜揚げいりこ』の表示見本。消費者庁の届出情報公開DBから)

関連記事:前回10日の届出DB更新情報
    :過去最高件数を記録した2021年度 制度施行初年度の5倍に 

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