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野菜摂取量の増加で体重減少、果物は体重増加

(国研)国立がん研究センターの研究グループはこのほど、野菜摂取量の増加により体重が減る傾向にあるというコホート研究結果を発表した。

 コホート研究は、1990年と93年に全国11地域に在住していた40~59歳の約5万4,000人を対象に実施。5年間の野菜・果物摂取量の変化と、体重の変化との関係を調べた。対象とした野菜は、緑色野菜、黄・赤野菜、アブラナ科野菜、ネギ類野菜などの29種類。果物は、柑橘類を含む17種類。

 研究の結果、野菜摂取量が1日当たり100g増加するごとに、体重が25g減少した。特に黄・赤色野菜では74g減少、ネギ類野菜では129g減少となり、大幅な変化が見られた。

 一方、果物については、摂取量が1日当たり100g増加するごとに、体重も70g増加する傾向にあった。

 研究グループでは、野菜は食事と一緒に摂取するため、野菜摂取量が多いとご飯やおかずの摂取量が減り、全体のエネルギー摂取量が減る可能性を指摘。これに対し、果物は間食として食べるため、全体のエネルギー摂取量の増加に関与すると考察している。

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