過剰な接着タンパクがシミ部位の皮膚を硬化
ポーラ化成工業(株)(神奈川県横浜市、釘丸和也社長)はこのほど、シミ部位の角層に着目して研究した結果、シミ部位の角層に角層細胞同士を接着するタンパク質が多く存在し、それにより、シミ部位が非シミ部位に比べて皮膚が硬くなっていることを突き止めと発表した。
40~52歳の日本人女性20人の顔からシミ部位の角層細胞を採取し、接着タンパクの量を計測。その結果、シミ部位では、非シミ部位よりも多くの接着タンパクが角層細胞に存在することを確認した。
さらに、シミ部位と非シミ部位(各150カ所)における皮膚の硬さを測定した結果、シミ部位は非シミ部位よりも皮膚が硬くなっていることが判明したと報告している。