通販健食売上高が減少 19カ月ぶり21年12月のJADMA月次調査 2.8%マイナス
日本通信販売協会(JADMA、粟野光章会長)が2日までに公表した2021年12月度の通販売上高調査結果で、健康食品の売上高が前年の同じ月から2.8%減少し、149億7,400万円にとどまった。
調査対象はJADMA会員企業121社。健康食品の売上高が前年同月を下回るのは、20年の5月度調査以来、19カ月ぶりとなる。
化粧品の売上高も減少した。前年同月比2.5%減の約177億円と落ち込み、前の月の1.6%増からマイナスに転じた。
総売上高は1,448億3,200万円となり、1.4%増加した。衣料品、健康食品を除く食料品、通信教育・サービスなどが伸び、前の月の0.3%減から増加に転じた。