通販グレース、請求棄却求める
特定商取引法に抵触するとして、2020年1月に消費者庁から表示の是正を求められていた㈱GRACE(以下、グレース/東京都新宿区、江頭竜輔代表)だが、適格消費者団体(特非)消費者ネットおかやま(岡山市北区、河田英正理事長)に訴えられた裁判で、10月20日に第1回目の期日で同団体の請求に対して棄却を求めていたことが、ウェルネスデイリーニュースの取材で分かった。
消費者ネットおかやまによれば、グレース側は当日は欠席し、請求の棄却と裁判費用等(161万3,000円)については原告の負担を求めるとの答弁書を提出したという。第2回目の期日は12月15日が予定されているが、変更の可能性もあるとのこと。
消費者ネットおかやまは取材に対し、「ボールは相手側にある」としている。グレースの電話はつながらない状態。
インターネットの口コミサイトには、被害者と思われる消費者の書き込みが今も行われている。