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農研機構、3つの研究レビューを4月上旬に発表

<品種マッチングミーティングを開催>

 (国研)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は20日、「品種マッチングミーティング」を都内で開催し、GABA、大麦β-グルカン、イソフラボンなどを機能性関与成分とする生鮮食品の3つのシステマティック・レビュー(SR)を4月上旬に公開すると発表した。

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講演する農研機構の小堀真珠子氏

 農研機構食品研究部門食品健康機能研究領域領域長の小堀真珠子氏は、「農研機構における機能性表示およびシステマテックレビュー(研究レビュー)への取り組み」をテーマに講演。事業者が機能性表示食品の届出に利用できる高β-グルカン大麦の「ビューファイバー」と「キラリモチ」、ダッタンソバの「満点きらり」に関する研究成果を説明した。また、4月上旬には、機能性関与成分をGABAとする生鮮食品(米や野菜など)の届出で必要となる研究レビューをはじめ、大麦のβ-グルカン、大豆のイソフラボンに関する研究レビューを公開すると説明した。

 (株)徳之島製茶の豊村友樹取締役は、機能性を持つ茶品種「べにふうき」と「サンルージュ」に関する取り組み事例を発表。同茶葉を使用した機能性表示食品も誕生し、茶の栽培面積は17ヘクタールに拡大、農家戸数は30戸に増加したと報告した。

 講演後には、機能性表示食品として期待される食品の展示会を開催し、試飲や試食も行われた。

(冒頭の写真:機能性を持つ茶を試飲する参加者)

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