農水省の来年度概算要求、次世代技術を用いた食料産業創造事業に3億円
農林水産省は来年度予算概算要求で、イノベーション・技術開発の推進を目的に、「次世代技術を取り入れた新たな食料産業創造事業」として3億円を要求する。
自然災害や労働力不足などの緊急事態に対応するため、AIやロボットといった次世代技術を用いて、食品製造の自動化や遠隔管理を可能とするシステムづくりを支援する。
また、完全栄養食やロボット厨房などの「フードテック」に関する技術開発とビジネス動向を調査し、その可能性を検証する。
宇宙食産業の育成に向けて、宇宙での長期滞在を想定した「完全資源循環型食料供給システム」の構築についても、調査などを行う考えだ。