農水省、2017年度の食品ロス量が31万トン減少
農林水産省は14日、2017年度の食品ロス量(推計値)が前年度から31万トン減少したと発表した。食品ロス量の推計を開始した12年度以降で最少となった。
17年度の食品ロス量は約612万トン。内訳は事業系が約328万トン(約24万トン減)、家庭系が約284万トン(約7万トン減)。
食品ロス削減に向けて政府は昨年7月、2000年度比で30年度までに半減させる目標を設定。また、昨年10月に食品ロス削減推進法が施行され、今年3月には国・地方自治体、事業者、消費者の取り組み方針を定めた同法の基本方針が閣議決定された。