農林水産省は、訪日外国人が帰国後も本国に居ながら日本の食を体験できるような環境整備を図り、日本産農林水産物・食品の輸出拡大につなげていく「食かけるプロジェクト」を推進している。
　一環として、今月27日～6月20日まで、越境ECを通じた食文化・食体験「商品」の輸出化へ向けたプロジェクトを開始した。

　同省では、魅力ある商品を募集し、輸出化へ向けた支援を行う。対象となる商品は、国内で製造・加工された商品（食品）で、地域の食文化・食体験を訴求できるもの。

　応募商品のうち、同事業の支援対象として輸出向けに磨き上げを行う商品を、農水省および審査委員の審査・協議により5～10点選定する。
　選定した商品は、専門家のアドバイスで磨き上げを行い、プレゼンテーションを経て1～3点の優秀商品として認定する。

　認定した優秀商品を同プロジェクトのウェブサイトに掲載し、越境ECを通じた販売に向けて外国語表示、輸出先国・地域の規制への対応から、越境ECに向けたテスト販売などについて支援する。

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