農水省、災害時用備蓄食料をフードバンク活動団体へ提供
農林水産省は23日、災害時用備蓄食料をフードバンク活動団体に提供すると発表した。備蓄の役割を終えたが、賞味期限までにまだ余裕のある食品を有効活用し、食品ロスの削減につなげる。同省として初の取り組みとなる。
災害時用備蓄食料については、これまで更新時に廃棄されてきた。昨年10月の食品ロス削減推進法の施行など、食品ロス削減が求められることから、フードバンク活動団体への提供を決めた。
今回提供するのは、賞味期限が2020年1月の「やわらかご飯(内容量280g)」(1万2,000食)。NPO法人FUKUSHIMAいのちの水、NPO法人日本もったいない食品センターなどの4団体が対象となる。