農水省、中国の新規定に基づき20日から登録申請開始
農林水産省は20日、2022年1月1日から中国で施行される「輸入食品海外製造企業登録管理規定」(税関総署令第248号)に基づき、我が国の輸出企業の登録申請を開始する。
中国政府は4月12日、輸入する食品の製造などを行う企業の登録を求める「輸入食品海外製造企業登録管理規定」を交布した。
このため日本政府は、中国政府への企業登録が求められている品目を中国向けに製造する企業を対象に、農林水産省共通申請サービス(eMAFF)への登録申請を受け付ける。
対象企業は、中国国内向けに食品を輸出する製造・加工・貯蔵企業など。対象品目は、「ツバメの巣、ツバメの巣製品」、「ミツバチ製品」、「食用油脂、搾油原料」、「餡入り小麦粉製品」、「食用穀類」、「穀類製粉工業製品、麦芽」、「生鮮、乾燥野菜、乾燥豆類」、「調味料」、「堅果、種子類」、「ドライフルーツ」、「未焙煎の珈琲豆、カカオ豆」、「特別用途食品」、「保健食品」など。